「新所沢レッツシネパーク」の舞台挨拶リポート

 映画「あん」の公開初日、私は全国で最初に舞台挨拶が行われる「新所沢レッツシネパーク」に行った。
 劇場に入ると、通路にはレッドカーペットが敷かれていた。
 続々と入ってくるお客さん。すぐに席はいっぱいとなり、後ろにはテレビカメラやスチールカメラの列。マスコミもかなり来ているようだった。
 みっちゃんこと古川美智子さんをはじめとした「みっちゃん's GIRLS」が花束をもって通路で待ち構えていると、ロビーの方から拍手が聞こえてきた。まるでそれが合図かのように、自然と劇場のお客さんが立ち上がって拍手をし始めた。
 そのスタンディングオベーションの中を、河瀬直美監督を先頭に、永瀬正敏さん、樹木希林さん、原作者のドリアン助川さんがレッドカーペットを踏みしめて登場。それぞれに花束と、「清水屋」さんが商品開発した塩どら焼き「東村山塩どら」の入った紙袋が手渡された。そして、司会の横には渡部尚・東村山市長。
 それぞれがまずはひと言挨拶。

河瀬監督
「レッドカーペットに、カンヌと同じくらい感動。東村山から、たくさんの愛情をもらいました」

永瀬さん
「東村山の一番近い劇場でやりたいという監督の希望でこの場に立つことができ、よかったです」

樹木さん
「全生園に住んでいる吉井徳江です。ただいま帰りました」

ドリアンさん
「世界に飛び出す映画ができました」

 その後、撮影のエピソードなど、たくさん話をしてくれて、当初は「長くて15分」と聞いていた舞台挨拶は20分以上になった。
 そして河瀬監督や出演者の皆さんが劇場から出る際にも、自然とスタンディングオベーション。

 客席で見ていて、「全国で最初の舞台挨拶を東村山に一番近いこの劇場でしてくれて、ありがとう」という気持ちになったし、舞台挨拶をしてくれた皆さんに「最初の舞台挨拶をここでして良かった」と思ってもらえるような、おもてなしができたと思う。

 あとは、この映画を観た人がどういう反応をしてくれるかだ。
 樹木さんと永瀬さんのあん作りでのやり取りで笑いが漏れ、物語が進むにつれ聞こえてくる鼻をすする音。
 映画が終わっても誰も客席を立たず、エンドロールが終わるとともに、ナント拍手が沸き起こった。これには鳥肌が立った。
 私自身、今回が2度目の観賞だけど、やはり魂が揺さぶられた。
 これは決して悲しい映画なんかではない。希望を手にして、前向きになれる映画だ。
 多くの人に、ぜひ劇場で観て欲しいと思う。







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[ 2015/05/30 23:59 ] 初日舞台挨拶 | TB(-) | CM(0)

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