気になる本

 今回は「風景」ではなく、ちょっと気になった本について。
 予告編で49秒あたりに、ワカナが本に書かれた文を読むシーンがある。

 私たちも陽のあたる社会で生きたい。

予告編に出てくる本

 このシーンは東村山市の中央図書館で撮影されたものだ。当然、そこにある本を使ったのだろうと思い、自分で探してみたが見つからない。

中央図書館

 仕方なく、撮影に立ち会った田中館長に聞いてみると、本はどうやら図書館にあるものではなく、撮影スタッフが持ち込んだものらしい。そうは言っても、中央図書館にはハンセン病に関する本は多く所蔵しているので、同じものがあるはず。
おそらく判型の大きな写真集だろうということで、田中館長とともに探したのだが見つからない。

「それでは」と私は全生園内にある国立ハンセン病資料館に向かった。ここには図書室があり、ハンセン病について書かれたものはほとんど収蔵しているからだ。
 最初は自分で探してみたのだが、やはり見つからない。
 仕方なく「この本を探しているのですが」と、スマホで予告編のシーンを職員に見せた。すると、「ああ」とすぐに立ち上がって、1冊の本を持ってきてくれた。

病癒えても

寺島萬里子写真集「病癒えても」(皓星社)

 写真集ではあるが、ブックレットだったので、最初から「この大きさは違う」と見落としていたのだ。
 本をめくると、まえがきのあと、すぐにあのシーンのページが出て来た。
 この本、東村山市の中央図書館にもちゃんと置いてある。
 機会があれば、ぜひ手にとって読んでみて欲しい。





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[ 2015/04/15 23:46 ] 「あん」の風景 | TB(-) | CM(0)

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