元気づけてくれた映画チラシ

久米寿司

 久米川駅北口の市役所通りに、今は閉店してしまっているけど「久米寿司」というお寿司屋さんがある。その前を通ると、シャッターに映画「あん」のチラシが貼ってあった。1枚1枚、雨が降っても大丈夫なようにビニール袋に入れて。

シャッターに貼られたチラシ

 これを見て、私は何だかたまらない気持ちになった。
 東村山市内の本屋ですら小説「あん」を地元が舞台だと知らずにポスターやチラシを貼ってないのに、こうやって大切にして貼ってくれるなんて、もう感激ものですよ。

 
 「久米寿司」は庶民的な寿司屋さんだったのだけど、大将が病気してからは女将さんが1人で頑張っていた。と言っても、寿司を握るワケにはいかないから、ランチで釜めしを出していたんだよね。それはすごく美味しかった。
 このブログ記事を読んでもらえばわかると思うけど、釜めしなのになぜかご飯が付くんですよ。理由が女将さんらしい優しさなんですよ。
 そうやって頑張っていたんだけど、お店を閉店することになった。


 そして時は流れ、今年になって久米川駅南口の定食屋「みっちゃんち」で釜めしを食べた時、記事には書かなかったけど、実は私、「あれ?」と思ったんですよね。

「この釜めしの器、『久米寿司』で使ってたものじゃないかなぁ?」

 後日、店主のみっちゃんに聞いたら、みっちゃんは厨房に声をかけた。そして厨房から出て来たのは、ナント、「久米寿司」の女将さんだった!
 やっぱり、「久米寿司」で使っていた釜めしの器だったんだね。こうやってお店がなくなっても器が引き継がれるってうれしいことだ。これって映画「あん」にもつながることだと思う。
 徳江さんのやり残したことを千太郎が引き継ぐわけだからね。
 そして「みっちゃんち」のメンバーだから、閉店した「久米寿司」のシャッターに「あん」のチラシを貼ってくれたワケだ。誰に頼まれたワケでもないのに。
 釜めしセットにご飯を付けてくれる女将さんの優しさがそのまま出ているではないか。
 あまりに地元での映画「あん」の認知度が低いから、落ち込んでいた私だけど、何だか元気が出て来たよ。
 ありがとう、女将さん。






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