「全生園」は何と読む?

 小説「あん」に出てくるハンセン病療養施設「天生園」。ここがなぜ東村山市にある「全生園」だと言い切れるかというと、小説の中に「国立ハンセン病資料館」という言葉が出てくるからだ。
 この「国立ハンセン病資料館」は全国に1つしかない。だから「国立ハンセン病資料館」のそばにある療養施設は「全生園」と特定できるのだ。

多磨全生園

「全生園」は正確には「国立療養所多磨全生園」という。

 1909(明治42)年に当時の東村山村に「第一区府県立全生病院」としてつくられ、1941(昭和16)年に府県立から国立となり、名称も現在の「多磨全生園」となる。
 ところで、この「全生園」、皆さんは何と読みますか?
 読み方としては、

ぜんせいえん

ぜんしょうえん


の2通りある。さて、どちらでしょうか?
 これ、地元である東村山市に住む人でもよく間違えるんですよね。
前身の「全生病院」が「ぜんせいびょういん」と読んだせいもあり、「ぜんせいえん」と読む人が多いのだが、正しくは「ぜんしょうえん」。
 その証拠に、「全生園」の入り口前の信号に付いている地名表示板には「Zenshoen」とローマ字で読み方が表記されている。

表示板には「Zenshoen」と書いてある

 ぜひ「ぜんしょうえん」という読み方とともに、ハンセン病療養施設「全生園」を覚えて欲しい。







関連記事
[ 2015/04/30 08:51 ] 「あん」の風景 | TB(-) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する