《出演者紹介》 水野美紀さん

 今回紹介するのは、ワカナの母親を演じた水野美紀さん。いつの間にか、中学生の子どもの母親を演じるお年になられていたんですね。

水野美紀さん

 シングルマザーという役どころで、普段は疲れた表情をしているんだけど、携帯電話で男性と話しているときは、声も表情も生き生き。
 ワカナが家に居づらい雰囲気を醸し出している。

 登場シーンはわずかだが、ワカナが置かれている状況や抱えている悩みが、水野さんの演技で読み取ることができる。サラッと見てしまうと思うけど、全然、違和感なく自然に見られるところに、水野さんの演技の凄さを感じますね。







[ 2015/04/17 12:47 ] 出演者情報 | TB(-) | CM(0)

《出演者紹介》 市原悦子さん

 今回紹介するのは、徳江さんと同じ元ハンセン病患者で、親友の佳子さんを演じた市原悦子さんです。

市原悦子さん

 市原さんも、徳江役を演じた樹木希林さんも芸歴50年を超える大ベテランなのだが、実は今回が初共演なのだとか。そのことについて市原さんはこう述べている。

「楽しかったです。お互いに50年以上役者の仕事をしてきたのにこれまで一度も御一緒しませんでした。希林さんは年を経たこと、またお体の具合も万全ではないことが、より魅力的にしているのかなと感じました。撮影を待つ間も楽しかったです」

 また、演じた「佳子」という役については、こう語っている。

「とことん疎外されて生きてきた女性なのに、あの優しさはどこから来るのか考えました。あこがれる女性像です」

 映画後半のキーパーソンである佳子さんを市原さんは見事に演じています。樹木さんとの息の合ったシーンもいいですよ。

市原さんと樹木さん、河瀬監督

(左から河瀬監督、樹木さん、市原さん)







[ 2015/04/16 07:20 ] 出演者情報 | TB(-) | CM(0)

《出演者紹介》 浅田美代子

 今回紹介するのは、「どら春」のオーナーを演じた浅田美代子さん。

浅田美代子さん

 予告編にも出てくるけど、

「知り合いが言うにはね、その人、らいじゃないかって」

「あたしたちが肩代わりした慰謝料、あんた、まだ残ってんのよ」

 千太郎を追い詰め、結果的には徳江さんを追い詰めることになる、嫌な言葉を言う役どころだ。
 バラエティー番組などで見る浅田さんは天然ボケキャラで親しみを感じるのだが、この映画に出てくる浅田さんは本当に憎らしくて仕方なかった。
 世間体を気にするフリをして、実は自分自身もハンセン病に対して恐れと偏見を抱いている……よく考えると、これはむずかしい役だと思う。
 それを「何言ってんだ、こいつ」と観る者にストレートに思わせる浅田さんの演技は、今思えば凄いと感じる。
 浅田さん演じるオーナーは、世間の象徴でもあるんですよね。
 ぜひこの映画を観た人から、「偏見」という名のサングラスを外して欲しいと思います。たぶんそれは、世間の象徴を演じた浅田さんの願いでもあると思います。





[ 2015/04/15 12:32 ] 出演者情報 | TB(-) | CM(0)

《出演者紹介》 内田伽羅さん

 今回紹介するのは、地元の中学3年生・ワカナを演じる内田伽羅さん。お父さんは「モックン」こと本木雅弘さんで、母方の祖母が樹木希林さん。河瀬直美監督の創造性に触れることはきっといい経験になるという樹木さんのすすめで映画「あん」のオーディションを受けたのだという。

内田伽羅さん

 完成披露試写会に先立って、関係者だけを集めて行われた試写会に内田さんは父・本木さんとともに来て、観終わったあと、こう言われたのだとか。

「すごく頑張ったね。自然にお芝居ができてとてもよかった」

「そりゃ親だから、褒めるでしょ」と思う人もいるだろうけど、内田さん自身が撮影時、14歳で、役のワカナと同じ年頃だったということもあり、スクリーンの中の演技は本当に自然だった。
 完成披露試写会では河瀬監督がこんなエピソードを紹介してくれた。

「(最初の試写会を)観終わったときにロビーで本木さんに『どうでしたか』と聞いたら、『伽羅の今しかない時を刻んでいただいてありがとうございました』と言われた」

 いろんなタイミングが重なって、「今この時じゃないと撮れない映像」がこの映画「あん」には詰まっている。内田さんの演技もその1つだ。ぜひ観て欲しいですね。







[ 2015/04/14 10:30 ] 出演者情報 | TB(-) | CM(0)

永瀬さんのFacebookページ

 永瀬正敏さんのfacebookページから3月31日の初号試写会の時の記事を紹介します。

 この永瀬さんのfacebookページには「あん」以外のさまざまな作品についての撮影の様子が書かれています。
 永瀬さんはどの作品も全力投球。読んでいて「しんどくないのかな?」と心配してしまうほど。その永瀬さんが「魂を残しました」と言う映画「あん」。
 永瀬さんのファンは必見ですね。

 ちなみに永瀬さんのfacebookページはこちらです。





[ 2015/04/13 13:17 ] 出演者情報 | TB(-) | CM(0)

《出演者紹介》 永瀬正敏さん

 今回紹介するのは、どら焼き屋の店長・千太郎を演じた永瀬正敏さん。
 完成披露試写会では樹木希林さんから、「すごく偉かった。(撮影中)コンビニの弁当しか食べないの」と褒められていた。
どういうことかと言うと、河瀬直美監督が撮影をしていない時も役のままでいることを求めたからなのだという。
 スタッフルームとして出演者や撮影スタッフに食事をつくっていた久米川駅南口の「みっちゃんち」の店主・古川美智子さんも同様のエピソードを話してくれた。

「永瀬さんに『食事できてますよ』と言っても、『僕の食べるところは決まってますから』と、役の設定で行きつけになっているそば屋に食べに行って、撮影で使う狭いアパートで寝泊りしてましたよ」

 もともと役にこだわり、役になり切るタイプの役者だと思っていたけど、ここまでストイックに千太郎という役に入り込んでいたとは思わなかった。

永瀬正敏さん

 永瀬さんは最初の試写会を観終えたあと、河瀬監督にこう話したのだという。

「この映画には演技ではなく、魂を残しました」

 その言葉に違わぬ永瀬さんの、いや、千太郎の姿、ぜひスクリーンで確かめてください。





[ 2015/04/13 08:37 ] 出演者情報 | TB(-) | CM(0)

《出演者紹介》 樹木希林さん

 まずはやっぱり、あん作りの名人・徳江さんを演じた樹木希林さん。常に自然体で、電車に乗っていても、久米川駅周辺を歩いていても、気づく人はほとんどいなかったのだとか。

樹木希林さん

 4月6日の完成披露試写会での舞台挨拶では、飄々としてユーモアあふれるコメントばかりが取り上げられていたけど、この舞台挨拶で樹木さんはこう話している。

「72歳になるんですけど、この年になるまでハンセン病のこういったことを知らないで過ごしてきたことがうしろめたい。恥じました」

 映画のキャッチコピーにもなっている「やり残したことは、ありませんか?」とは、映画に出てくる徳江さんの思いであると同時に、演じた樹木さん自身の思いなのかもしれないと、この樹木さんの舞台挨拶の言葉を聞いたとき、私は思いました。
 本当に素晴らしい演技です。ぜひスクリーンで観て欲しいですね。






[ 2015/04/12 12:00 ] 出演者情報 | TB(-) | CM(0)

永瀬さんの特別映像

 YouTubeでこんな映像を見つけてきました。
「永瀬正敏出演シーン特別映像」と銘打ってあるけど、どうしても樹木希林さんの演技に見入ってしまう。
 だけど映画本編を見ると、きっと樹木さんと同じくらい永瀬さんの演技が印象に残りますよ。







[ 2015/04/09 11:07 ] 出演者情報 | TB(-) | CM(0)